TOBされる銘柄を狙う

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TOB(ティーオービー)とは、株式公開買付け(Takeover Bid)の略で、対象企業の経営権取得を目的として、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法です。TOBは安く買い叩かれることもありますがプレミアム価格をつけてかなりの利益をもたらしてくれることもあります。
先日ホテル優待目当てで購入していた3244サムティがTOBされたのはプレミアムがついたのもの、ホテル無料宿泊優待がもらえなくなったので少し残念でした。
今後TOBの可能性のある銘柄はどんな条件かを調べてみました。

「TOBされる条件」と注目5銘柄を参考にしました。

M&Aコンサルタントが選ぶ「TOBされる条件」と注目5銘柄 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
株式投資をしていると、保有している上場株が運良くTOB(株式公開買付け)されることがあります。TOBによって「プレミアム」が付与されると、想定以上の利益につながる可能性が高いです。 ということは、TOBされる銘柄を狙って投資すれば、効率…

1.親子上場銘柄の子会社側

 1つ目の条件は、親子上場銘柄の子会社側であること。親子上場はガバナンス上の問題もあるため、親子上場しているメリットよりもデメリットが大きくなった場合、TOBによって子会社化される傾向があります。

 コロナ禍で親会社・グループ会社のどちらかの採算が悪化、弱体化した場合、TOBが実施される可能性は十分あるでしょう。

 もちろん親子上場銘柄以外のTOBに関しては、予測するのが非常に困難です。よって個人的には、親子上場銘柄に絞って投資を検討した方が効率的だと考えています。

2.PBRが0.7倍以下

 2つ目の条件は、PBRが0.7倍以下であること。TOBする側は買収にかかるコストを極力抑えたいので、子会社の企業価値が下がっているタイミングは「TOBのチャンス」とも言えます。

 通常でもPBR1倍以下は割安判断ができる状態ですが、さらに水準を下げた0.7倍以下の銘柄であれば、TOBされる可能性がさらに高まるでしょう。

3.親会社にTOBをするだけの体力がある

 3つ目の条件は、親会社にTOBを実施できる体力があること。子会社相手にTOBする場合でも、その企業価値に値するだけの資金がかかります。

 さらにプレミアムを付与するコストも捻出する必要がありますので、親会社に資金力が十分あることは外せない条件と言えるでしょう。

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もちろんTOBがいつされるか誰にもわかりませんので高配当・業績が良い会社を選ぶ必要がありますね。以下の銘柄は自分が参考にしているLINEのオープンチャットでTOBされるかも、と紹介されてました。

・キャノン電子
・日本高周波鋼業
・住友理工
・ユアテック

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