テクニカル分析 毛抜き底

投資

毛抜き底は、テクニカル分析の1つで安値圏(または高値圏)で出現した、同じ水準の安値(高値)を持つローソク足が二本並んだ状態のことらしい。(安値の方を毛抜き底、高値の方を毛抜き天井)

つまり、この2日間は安値が同じで要はこれ以上の売り物が出ないぞというサインです。
下降トレンド(または上昇トレンド)など、ある程度トレンドがハッキリしているローソク足に有効的なテクニックとのこと。

売りは基本的にしないので下降トレンドからの毛抜き底の見つけ方、買い方を覚えたい。

毛抜き底の場合、最初に陰線(赤色)、次に陽線(緑色)で同じ水準のローソク足が並ぶ。

最近の銘柄で探してみると三菱製紙 (3864)がこれにあたる。

日足表示の3ヶ月チャートだが、9/1以降に480円近くに落ちかけた陰線の次の日に陽線が同じように出ている。

3ヶ月チャート(日足)で見ると気付きにくいので1ヶ月チャートで表示してみる。

うん、これなら9/6に陰線、9/7に陽線が同じ水準の値段で出ていることがわかりやすい。

この場合、株を買うタイミングは9/7の終値近くで陽線で終わることを見越して引け付近でエントリー。損切りラインは毛抜き底割れ、つまり前日の陰線または当日の陽線の最安値以下で設定しておく。これは安値となった二本足の直後のローソク足で一段安くなった陰線が現れた場合、反転しない可能性が高く、毛抜きが機能しなかった場合は「騙し’と呼ばれてそのまま下落する可能性が高いため。

三菱製紙 (3864)では結果的にその後順調に株価が上がっていき、毛抜き底での購入成功となる。

すぐに損切りラインを設定しておけば大きな損失もないし、成功率も高いテクニカル分析みたいなのでしっかりと覚えて使っていきたい。

まとめ

・毛抜き底は3ヶ月チャートの日足で探す

・購入タイミングは前日の底値から陽線で反転→陽線確定を見越して引け付近でエントリー

・購入したら損切りラインは毛抜き底割れ以下で設定。(騙しだった場合に備えて)

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