サンデーノリさんの銘柄紹介

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私が尊敬する方が紹介している銘柄となります。
この方は優待・高配当株で上昇しそうな銘柄を選定する能力に長けたお人でテクニカルチャートもできて目指すべき存在の方です。

【4008】住友精化
株価5,230円 PER9.94 PBR0.70
【特色】
紙おむつ用の高吸水性樹脂が大黒柱。国内外に生産拠点。各種工業用ガス、微粒子ポリマー等も
今回は「住友精化」を推したい。
今期は主力の吸水性樹脂が国内外で数量が増えており、また円高傾向は固定費の削減にも繋がり、円高傾向に振れた場合のヘッジ銘柄としても使える。
高吸収性樹脂の世界シェアでは、住友精化は4位となり(日本触媒が1位)日本でも2位のシェアとなる。
住友精化は業界内でも高シェアを誇り、技術的な問題や使用する素材確保等との参入障壁も高く、これからも緩やかながも伸びる業界と考えている。
自己資本比率は脅威の70.9%と問題なし。
営業CFはプラスをキープしており、フリーCFも潤沢にある。
今期の配当金予想は200円を予想しており、また株主優待制度のクオカードもある。100株保有で半年毎に1000円のクオカードが貰える。
今後は株式分割の期待もある。
また地味ながらボラティリティの少ない住友精化は、兼業投資家のNISA枠には、うってつけな銘柄となる。とりあえずクオカードを貰いながら上昇を待ちたい。

リノオススメ度
★★★☆☆

【3166】OCHIホールディングス
株価1,387円 PER8.56 PBR0.77
【特色】
住宅建材の中堅卸。九州地盤、M&Aで全国展開。木材加工、環境、エンジニアリングとの4本柱
【連結事業】
建材61(1)、環境アメニティ16(2)、加工13(6)、エンジニアリング7(10)、他3(4)
OCHIホールディングスは建材を扱うメーカーであるが、今期は建材の高騰等で第一四半期の決算では、前期比減益に陥り、経常利益進捗率は21.5%に留まると苦戦が続いている。
これが株価の上値が重い要因になっていると考えられる。
しかしながら、会社予想の一株利益は162円と現在の株価位置から考えるとまだまだ割安の水準にあり、実質BPSは約1800円とPBRは1倍を大きく割り込んでいる状態にある。
OCHIホールディングスは13期連続増配しており、前期は記念配当があっので据え置きの今期は実質増配となる。また、配当性向は30%そこそこなので、まだまだ今後も業績次第では増配余地はあるとみてよいだろう。
さらにOCHIホールディングス株主優待制度を実質している。100株保有で3月期の権利を取得する事により、2000円のクオカードが貰える。現在。保有期間の縛りもない。
これで配当金と株主優待の総合利回りは5%を超えてくる。
OCHIホールディングスとしては、PBR1倍割れを何とか解消したいという思惑があるので、これからも株主還元策は続くと考えて良いであろう。
自己資本比率35%はまずまずであり、営業CFはキッチリプラスになっている。現金は約145億円キープしており、優待改悪の可能性は低いとみてよいだろう。
とりあえず配当と優待を貰いながら待つ戦略で良いかと思います

【5659】日本精線
株価1129円 PER12.37 PBR0,89

【特色】
大同特殊鋼系。ステンレス線2次加工で首位。ばね、ネジ、金網など用途多彩。金属繊維拡充
得意のステンレス鋼線では自動車分野では苦戦も建機では横ばい。
好採算の太陽光パネルの極細線は好調であり、半導体向けのガスフィルターも緩やかに回復傾向にある。業績に関してはボトムからの立ち上がり局面と見て良いであろう。
自己資本比率は脅威の72.8%を叩き出しており、営業CFは46億円程のプラスとなり、フリーCFも潤沢にある状態にある。財務に関しては文句の付けようはない。
今期の配当予想は年間46円を予定しており、利回りでは4%を越えており、第一四半期の経常利益進捗率は30%を超えているので、上方修正→配当金の増額も期待できるであろう。
また、株主優待制度も実施しており、100株保有で1000円のみんな大好きクオカードが貰えます。
財務状況から改悪の可能性は低く長期で個人が保有してくれる「クオカード免罪符銘柄」と考えることも出来る。
また、株主構成では大同特殊鋼が49.8%を占めており将来のTOB期待も持てるが、逆に売り出しのリスクもある。

おすすめ度★★★★☆

【7525】リックス
株価2,949円 PER10.38 PBR1.01
【特色】
鋼鉄、自動車、電子用ポンプなど産業機械・機器のメーカー商社。旧新日鉄へのゴム靴納入で創業。
産業機械、機器は自動車や鋼鉄向けが引き続き好調で、電子、半導体向けも回復傾向に。
やはり、好採算の工作機械部門の回復である。工作機械は中国の減速など工作機械業界は冷え込んでいたがようやく底打ちの動きがみえる。
工作機械の受注動向はリックスにとっても利益率の高い部門になるので好転するのは大歓迎である。

チャート的には5月の本決算を受けて値を下げたが、3000円を境に値固め調整の形になり、高値で買った方の調整も進み、また3000円ラインには水平ラインも引け、抵抗帯として強いものもある。
今期配当金は113円を予想している。リックスは配当性向を40パーセントを目標としているので業績次第では増配の可能性もある。

また株主優待で100株で1000円相当のクオカードが貰える。
時価総額の少ないバリュー株の株主優待は個人株主を囲う免罪符となるのでこのまま続けて欲しいものだ。自己資本比率57.4パーセントと問題なし、現金の部分は675億円あり、時価総額271億円と比べるとかなり潤沢である。またROE12.4パーセントも秀逸である。

オススメ度
★★★★★(満点)

【8081】カナデン
株価1692円 PER11.02 PBR0.83

【特色】
1907年電力会社から分離。三菱電機系商社。FA、ビル設備、インフラ、デバイスを手がける。
省人化や自動化のFAシステムでの受注は旺盛で業績面に関しては問題無しである。
また、四季報ベースだが今期以降も順調に業績を伸ばすと予想されているが、株価は業績の割には伸び悩んでいるのが現実である。
2000円を超える水準でもおかしくないのだが、小型バリュー株の宿命かイマイチ上がり方が緩やかである。
配当性向を今期より40%に引き上げ、今期の配当は62円配当を予想。利回りは3.66%となる。
また、株主優待制度のクオカードもあり、年2回実施しているのは嬉しい。1年以上保有なら100株なら500円→1000円となる。株主還元策にも手厚いカナデンだが、チャート的には今年の一月からの保合いを上抜けており、新しいフェーズに入ってきた感じはある。
サポート・レジスタンスの法則では、1600円辺りの過去のレジスタンスラインはサポートラインとなるので1600円辺りまで押した場合は買い場となる可能性はあるので興味がある方は監視銘柄に入れておくのは良い。クオカードを貰いながら待ちたいですね。

【6339】新東工業
株価1049円 PER13.74 PBR0.46

【特色】
鋳造機械製造で首位。自動車向け強い。表面処理は造船、建機も。集塵・粉体処理の環境分野育成。昨今のトヨタ、ホンダ、ヤマハ発動機、マツダ、スズキの不正発覚に伴う生産停止に自動車部品メーカーとして煽りを受けている新東工業を推したい。

株価は下落の一途を辿っており、毎日年初来安値を更新しているのが現状であるが、過去1000円ソコソコのラインは週足チャートでみると保合いの下限にあたり、下値支持線として期待できるラインにある。
新東工業のPBRの低さには今後の株価対策に期待できる。また、今期の利益予想は増収減益(当期純利益は減益予想)とはなっているが、本業の儲けを示す営業利益はプラスとなっており、控えめな予想をだしたのだろうと考えれる。
配当利回りも4.19%と高く、1年保有縛りは有るがクオカードの優待もある。現在、株価が下落している今に100株長期保有しておきたい銘柄となる。

【9322】川西倉庫
株価1,116円 PER10.67 PBR0.41

【特色】業界中堅。普通、定温、冷蔵倉庫兼営。自社ネットワーク、IT強化で総合物流志向。アジア開拓
【連結事業】国内物流82(8)、国際物流17(8)、他1(65) <24・3>
今回はリスクが少ないボラティリティが低い銘柄、川西倉庫を紹介したいと思います。国内物流の中堅であり、倉庫は単価が上がっており着実に業績を伸ばしている。
PBRは0.41倍と低く、東証の1倍以下の是正に向けて川西倉庫は、株主還元政策を新たにやる可能性はある。PBR1倍迄持って行くには2000円辺り迄株価を上げなくてはならないので、キャピタルも狙える銘柄、まさにローリスク・ミドルリターンの銘柄になる。

配当金はここ数年、毎年確実に増配しており、株主優待制度では半年毎にクオカードが貰える。
長期保有なら半年毎に2000円のクオカードが貰えるので長期ホールドする銘柄として川西倉庫は適している。

日足チャート的には、保合い下限にあり、下限でエントリーしてじっくりとホールドする戦略は悪くないと考える。川西倉庫は、半導体産業などのボラティリティが高い銘柄には入りにくい方向けの中長期銘柄になります。

オススメ度
★★★☆☆

【7164】全国保証
株価5622円 PER12.88 PER1.72

【特色】
住宅ローン保証の最大手。独立系。M&Aに積極的。事業領域拡大目指しベンチャー投資も。

・全国保証は1981年の設立以来、住宅ローン保証を中心とした信用保証事業を展開している。
全国保証が保証を行っている金額は15兆円超え、その規模は国内最大級の住宅ローン保証会社となる。
・24年3月期の連結決算においての営業利益率が脅威の75.7%とありえない数字を叩き出している。
(営業収益51,638百万円に対し営業利益39,102百万円)
・保証債務残高の推移として、23年12月期には16.5兆円と四半期毎にどんどん拡大しており、莫大な債務を保証している。手数料が0.数%でも大きい金額が入ってくる仕組みとなる。
・自己資本比率も48.2%と金融系としてはかなり優秀な数字となる。
・23年3月期と比べて、現金比率を下げて、その分として投資有価証券が500億円増えて、2,756億円となり、今後の株高を見据えた戦略は先見の明があるのでは無いだろうか。この数字が化けたら面白い可能性はある。

しかしながら、デメリットの部分もあり、金利上昇は全国保証には痛手となる。
まずは、金利上昇により変動金利で借りている方の破綻が増えて債務保証しなくてはならなくなる可能性が増える点がある。
また、金利上昇により住宅ローンが受けれない方が増える機会損失の面がある。
日本人は堅実的な借り方をするケースが多いので破綻に至るのは限定的とは言われている。

全国保証は今期経常は4%増で13期連続最高益、27円増配を予想している。業績面では文句なしであり、また株主優待制度を実施しており1年未満ではクオカード3000円相当が貰えて1年以上なら5000円相当になる。配当利回りと優待利回りを合わすと5%弱。配当性向もまだ40%ソコソコと更なる株主還元も期待できる。
チャート的には高値圏での保合い状態にあり、保合いブレイク出来ればチャートは新しいフェーズに入り、上場来高値を取っていくであろう。
中長期の主要な移動平均線迄、押し目を付けた場合は、100株仕込み長期ホールドしたい銘柄になる。

オススメ度
★★★☆☆

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