高配当は配当性向をチェックするべし

投資

みんな大好き高配当銘柄は人気ありますよね。私も銘柄選定の際、ある程度の配当以上を目安にしています。ただ5%以上もある高配当なのになかなか株価が上がらない、むしろ下落していることを経験したことがあります。その時は業績が悪いから、と思っていましたが「配当性向」についてもみておくことが必要らしいです。

配当性向とは、会社の利益がどれだけ株主に配当されているかがわかる指標らしいです。しかし、配当性向が高すぎる銘柄には注意が必要です。

配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

もちろん株主に多く配当してくれるのはいいことですが一般的な配当性向は30%から40%が望ましいといわれています。あまりに高すぎる会社は、将来減配になるリスクが高いらしい。だから高配当でも配当性向が高すぎる会社は長く高配当は続かないと思われて買われなかったりするのですね。

例えば、みんな大好き8593 三菱HCキャピタルの配当性向は現在40.8%、2914JTで75.4%です。JTは少し高いですが過去に減配は2010年以降で3回だけですね。

かたや4917マンダムは現在178.3%!2021年に166.9%でここ数年は高い割合で推移しています。現在配当2.57%とそこまで高い配当ではないですがそれでも配当性向がここまで高いと将来配当が減配する可能性があり怖いですね。

同じく5938LIXILは現在4.13%と高配当ですが配当性向は178.3%で高い割合です。

次回から高配当を選ぶときは配当性向も考慮して選びたいと思います。

なお、配当性向を調べるときは過去の分もわかるIR Bankが見やすいです。

IR BANK - 企業分析・銘柄発掘

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