クロス取引はある銘柄の注文において、同一銘柄、同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引で株主優待を得るために使われる優待クロス取引が有名です。買い注文と売り注文を同時に同じ値段で行うことで、権利日後の株主優待に伴う価格変動のリスクを回避できますので株主優待だけを得る方法として使われます。
1.証券会社に口座を開設(信用取引口座も開設する)
2.優待がある銘柄を権利付最終売買日もしくはそれ以前に、現物買い注文と信用売り注文を同時に発注
3.権利落ち日以降に、信用取引を現渡しで決済
4.株主優待が届くのを待つ
まだ私自身はやったことがないのですが調べていると、デメリットは
①現物の配当金はもらえるが、信用の売り建て分の配当金調整額を支払う必要あり
②売買手数料や貸株料などが発生する
③対応できる証券会社が限られる上、在庫がなければつなぎ売りができない→証券会社によって違うので複数の証券会社に解説が必要、また在庫は「GL優待」アプリで探せるみたい
④制度信用では高額の逆日歩が発生するリスク
LINEのOCで当日〜前日まで余りやすい銘柄として挙がっていたのが下記。
コメダホールディングス (3543):2月、8月
パンパシフィックHD (7532):6月、12月
ドトール・日レスHD (3087):2月
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