2025年12月10日の売買です。
8005スクロールを200株購入しました。
元々、優待＋配当目的で現物100株を保有していました。
優待は年に1回、3月末権利日として株主優待特典として1000円分がもらえます。
これはスクロールのオンライン店舗で購入に使えるクーポンとなります。
この金額は1年〜2年は1500円、2年〜3年は2000円、3年以上は2500円分と育つ優待でした。
私も100株で3年以上で2500円分を頂いてました。
しかし、今回株主優待制度の一部変更の案内がありました。
上記の変更後の内容では100株はQuoカード500円分に、その代わり、300株以上が新設されて、1年未満の3000円から3年以上で7500円まで株主優待特典の金額が成長します。
正直、100株だけで良かったので優待変更は優待目当ての個人投資家にとっては改悪です。
ここで100株と300株の配当＋優待利回りを計算してみます。
株価は本日の最高値、1株1300円（年初来高値）、配当は1株39円で計算します。
100株130000円、配当3900円
100株（変更前）：（優待特典2500円＋配当3900円）➗130000＝0.064 約6.4％
100株（変更後）：（Quo500円＋配当3900円）➗130000＝0.049 約4.9％
300株（1年未満）：（優待特典3000円＋配当17700円）➗390000＝0.053 約5.3%
300株（3年以上）：（優待特典7500円＋配当17700円）➗390000＝0.064 約6.4%
結果は明らかです。
100株でも配当がいいので配当＋優待利回りで5％ほどありますが、変更前に比べると劣ります。
300株では100株の優待制度変更前と同じ配当＋優待利回りと同等です。
そのためより利回りの良い300株にするため200株を追加購入しました。
配当＋優待利回りが良いだけで購入すると業績が大きくマイナスの時に配当が減額されて株価が大きく下落するので財務も確認が必要です。
財務状況を見ても有利子負債は０、利益過剰金がある程度あるので資本力はあります。
また、会社がROE重視の経営方針と累進配当を実施するとHPで謳ってます。
そのため配当がすぐに減額されるリスクは少ないと考えました。
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株主還元に関する基本方針
当社は、ROE重視の経営を推進し、直接的な利益還元と中長期的な株主価値の最大化を目指しております。
配当につきましては、安定した配当の継続を原則とした「累進配当」として実施することを基本目標としております。
企業価値最大化を目的とした成長投資と安定的利益配分を実施したうえで、機動的に自己株式の買入れなどを行い株主の皆さまに還元してまいります。
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優待制度そのものも廃止の可能性は少ないと考えています。
株主優待特典の金額は高額ですがネットショップで自社商品の売上にはなるので単純な高額Quoカードを配るよりは業績に繋がります。
あとはどのタイミングで購入するかです。
追加購入するには押し目が欲しいところですが現在株価は年初来高値で推移しています。
米国・欧州のクリスマス休暇前に少し落ちるかもしれませんが、このまま年明けのご祝儀相場まで少しずつ上昇する可能性の方が高いと考えて本日200株追加しました。
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