会社の株を買って持っていると決算等のIRの時期に自社株買の発表があるとテンションが上がります。
市場にある株を買ってくれるわけですから株価の上昇が見込めるからです。
ただ、自社株発表しても、いつまで経っても自社株買をしない会社もあります。
こちらは2024年の日経500種平均株価の採用企業で、4〜9月に自社株買いを発表した会社の中で進捗が良い会社のリストです。
反対に全然自社株買いが進んでいない企業がこちら
スクエニHDとニデックは進捗0%です。。ただニデックは「またか」といった感じで今回に限ったことではありません。それは自社株買いの目的を「株価が市場動向から想定以上に著しく乖離(かいり)した場合や経営環境の変化に応じ、機動的に資本政策を遂行するため」としているからです。
例えば、今年の5月24日に以下の自己株式の取得を発表しました。
「自己保有株を除く発行済み株式の0.87%に当たる500万株、取得金額350億円を上限に自己株式を取得する。」
350億円が上限なので350,0000,0000➗50000000=7000
つまり7000円まで下落した場合には自社株買を行う可能性が高いです。
そのため期限は25年5月までありますが株価がこのままなら期限になっても実施しない可能性は過去から十分あり得ます。
200億円を上限にしているスクウェア・エニックス・ホールディングスも取得ゼロが続いていますが、こちらも株価が想定以上に下落した時しか自社株買いをしないんじゃないでしょうか。こちらは期限は25年5月13日までのようです。
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決算:自社株買い、KDDIなど100% 株価にらみ取得ゼロも 投資情報ランキング⑤自社株買い進捗率 - 日本経済新聞
上場企業による自社株の買い付けが進んでいる。取得枠の総額に対して8割が買い付けを済ませた。KDDIなど多くの企業がほぼ上限まで買い付けたが、ニデックなど自社の株価動向を見ながら買い付けタイミングをうかがう「待機組」もいる。取得枠の上限まで買...
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