ニュースに88歳の現役トレーダー・藤本茂さんの情報収集のノウハウについての記事がありました。
資産20億円の88歳現役トレーダー・シゲルさんが日々実践する情報収集「日経新聞」と『会社四季報』活用術 注目すべき【海外】欄と【株主】欄の読み解き方
シゲルさん流『会社四季報』でチェックするべきポイント
・社名欄の【海外】の項目:海外売上高比率を見て、それが高ければ円安メリットが大きいと判断できます。
・【株主】欄:海外ファンドなどが大量保有していれば、ある時に大量売却される可能性もあるので、株主の変化を見ておく。国内の安定的な大株主が多い場合は短期間で売られてしまう可能性が低く、安心して中長期で持つのに向いているという判断材料になる。
・【業績】:業績の予想

その他、毎朝、日経新聞を隅々まで読み、週刊の投資金融情報紙『日経ヴェリタス』(3月から電子版のみ)にも目を通し、気になる記事があれば自ら切り抜き、「シゲルさんノート」に貼っておくそうです。
また、ノートに書くことを非常に重要視されており、以下のことを述べてます。
「自分の手で書いて覚えていくことは非常に重要で、日経平均や資産総額の推移を記したノートや、個別銘柄の取引を逐一記録したノートなどがあり、株を始めた時から、1日も欠かさずつけています。
個別銘柄のノートには『いつどれだけ買った』『いつ売った』『どれだけのプラスになった』といった取引履歴を1行にまとめます。その日の取引時間後に必ず記入して、反省する材料にもしている。個別銘柄のノートはもう50冊ほどになりますが、そうした積み重ねが銘柄特有のクセなどの把握とより早い判断につながり、精度も高まってくるわけです」
「投資シミュレーションノート」の書式
シゲルさんが推奨する基礎的な練習用の「投資シミュレーションノート」の書式を掲載した。

書き方はシンプルだ。まずは「買いたい」と思う銘柄を選ぶ。そしてノートの左側に、その銘柄を買ったと想定して、日付や株価、株数、かかったはずの「投資金額」を記入する。
次に同じ行の右側に、その後、「売りたい」と思った日、その時の株価と株数をかけた「約定金額(売買が成立した際の金額)」と投資金額の差を「収支」として書き込む。
このように1行にまとめておけば、ひと目でわかりやすい。実際に「買いたい」「売りたい」と自分で決めた日に書くようにすると、より実践につながりやすいとのこと。選ぶ銘柄は売上高も利益も配当も増えている『増収・増益・増配』銘柄に投資するのが理想的だそうです。

最近の注目株として半導体関連で新規上場したばかりのTMH、生成AIの活用を打ち出したイタミアートも推している様子。最終的な投資判断は自己責任ですが注目です。個人的には配当の良い8053住友商事を狙いたいですね。
ちなみに280A TMHの株価は2月25日現在でこちら。上場後は売り圧が強く、下落チャートです。

168Aイタミアートも下落しています。

コメント